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アメリカは留学費用が日本と比較しても高いので、少しでも現地で稼げると助かりますよね。しかしご存じの通り、アメリカ学生ビザの方は原則学外では働くことが出来ません。

さらには昨今、オバマ政権になってからビザの取得率もどんどん下がり、外国人がアメリカで働くのはドンドン難しくなってます。Hビザ、Eビザ、Jビザどれも2008年の頃と比較しても圧倒的に難易度が上がっています。

アメリカで働く方法

じゃあ、皆どうしているのか?もちろん自分でなんとか出来れば良いのですが、どうしてもお金が必要な人は以下のような方法で働いています。

  • 学校内で働く
    学内での仕事はOKです。

    カフェテリアや大学売店で働く、もしくはチューターなどをする人が多いです。
    おおよそ時給は8ドル~12ドル程度。

    チューターは総合大学であれば、教授は教えるのが仕事ですが、
    研究にも忙しいので、助手が必ずといって良いほどいます。

    教授のアシスタントをし、勉強しながらお金ももらえるので一石二鳥ですね。

    ただし実質、語学学校の生徒さんや小さな大学では難しいと思っていた方が良いでしょう。
    法律的には相当限られた席の取り合いになるため、
    何らかのコネクションと何かしらの強みがないと難しいと思います。

  • OPTを取る
    Optional Practical Training、略してOPTを取得すれば、有給インターンシップが出来ます。
    この資格は専門学校、短大、大学の学位、9ヶ月以上のサーティフィケーケートを修了後に
    資格が取得出来ます。

    留学中に働くというのは少し違いますが、うまくこの制度を利用し、働いてから
    日本に帰国する、または学費をためて再度進学する人は結構いますね。

  • 日本の仕事をオンラインで請け負う
    まあ、ちょっとした裏技ですが、昨今はインターネットを利用すれば
    どこにいても仕事は請け負うことが出来ます。

    クラウドワークスやランサーズなどに業者登録をし、
    技術的な仕事を請け負うのです。

    無論、デザインやプログラム関係の仕事が多いですが、
    入力作業などもあるにはあります。

    稼いだお金は日本の口座に入金されますので、シティバンクなどを
    作り、アメリカでも引き出せるようにしておきましょう。

  • アメリカで起業する
    私がやった方法です。弊社顧問弁護士によれば合法のようです。

    働くことは違法ですが、会社を設立すること。
    留学生でも会社のオーナーになることは合法です。

    つまり、労働の対価はあなた個人ではなく、会社に支払ってもらうことは可能なのです。

    当然、払う方も合法なので安心。
    どんな会社とも取引ができます。

    ただし、当然会社に入ったお金は給料として受け取る事はできません。
    よって経費で計上出来る範囲での稼ぎになります。

    携帯電話、家賃の一部、お客様との会食費用、交通費などなど。
    経費計上出来ますよ。

正直な話、ロサンゼルスやニューヨークなどの大都市では不法に働く学生さんもたくさんいます。当然違法なので税金もかかりませんし、チップも含めると何気に日本よりも稼げちゃったりますが、当然「不法労働」です。

そうそうのことがない限り摘発されることはないかもしれませんが、やっていることは警視庁24時などのテレビでやっている、日本にもいる不法労働者と変わりません。その辺、リスクと道徳とを考えて行動しましょうね。

お金を落としてくれる外国人以外はお断り

アメリカで人材紹介業を営んでいる会社社長さん数人と会いました。彼ら口をそろえて言います。「ビザ取得が厳しくなった」。

厳しくなった理由は以下です。

  • 某大手旅行代理店ではH(専門職)ビザを5人申請したが、5人とも却下された。
    Hビザは非常に狭き門になっている。
  • 駐在員Lビザの申請も非情に通りにくくなった
  • 投資家・幹部Eビザしか通る見込みがあるとは言い難くなっている。

つまり直接お金を落としてくれる外国人以外はお断りと言う感じでしょうか。結果、アメリカの大学を卒業後現地に残って仕事をしたいと言う方でも、ほとんどの方はOPT取得後には帰国せざるを得なくなっています。

アメリカで稼いだお金はどのように扱えば良いか

アメリカで仕事をする方から以下のような質問を受けました。僕の意見を共有しておきます。

質問内容は以下です。

いまぼくは学費が厳しく自分でこちらでアマゾンやebayやbuymaをつかって学費の足しを作ろうとしています。実際のところグレーゾーンかとは思いますがそこで得たお金はどうしたらいいのでしょうか?

口座は全て日本のものを使っております。また個人でネットショップの経営も視野に入れてるのですがその場合はどうしたらいいのでしょうか?大塚さんのように起業という形にしたほうがいいのでしょうか?

回答は以下です。

方法としてはシティバンク、プレスティアなどを使って日本円でそこに入金していただければ、米国のシティバンクで引き出すのは簡単に出来ます。

ただし、本来、シティバンクのキャッシュカードはアメリカのビザ取得者が対象ではなく、旅行者向けのものです。キャッシュカードを作る時は、留学するとは言わない方が良いとは思います。

合法かどうかは法律家におたずね頂ければと思いますが、完璧に合法にするには会社を起すと良いと思います。学生でも投資家として会社を持ち経済活動をすることは合法で出来ます。

税金やコスト、リスクを考えてどちらが最も良い方法かを考えてみて下さい。

手に職系の仕事をしてきた人のビザ取得は難しい

先日、カウンセリングした人からのアメリカ学生ビザに関する相談。

美容系の仕事をするためにニューヨークに行きたい。学生ビザが手っ取り早いと思い、語学学校に行こうと思っている。年齢は30歳前後の女性。

結論から言えば、10年前は楽に取れていたが今現在は落ちる可能性は多いにある。理由は、結婚が想定される年齢であること、美容師が手に職系の仕事であることの2点。要は「結婚するために学生ビザ取りたいんじゃないの?」「アメリカで働くつもりなんじゃないの?」と疑われやすいのだ。

面接官はきっとそこをついて質問をしてくるだろう。「何で留学したいの?」「知り合いはアメリカにいる?」「留学費用はどうするの?」ちゃんとしたスト-リーが描けていればいい。ちゃんと怪しまれないような回答が出来れば許可は降りるだろう。

でもちゃんと準備せずに変な回答をしてしまうと、落とされてしまう可能性もあると言うことを理解しておきましょう。もちろん面接の準備だけでなく提出する書類もね。

メキシコは1ドル以下 留学先主要国の最低賃金

留学先で生活費を稼げるか?と言った質問を受けるので、2013年OECDの資料を参考に各国の賃金を調べてみました。

以下はベスト3および留学に関係ありそうな国の最低賃金です。

順位 国名 単位(米ドル)
1位 ルクセンブルク 10.66ドル
2位 フランス 10.63ドル
3位 オーストラリア 10.21ドル
8位 イギリス 7.88ドル
9位 カナダ 7.85ドル
10位 アメリカ 7.11ドル
11位 日本 6.61ドル
16位 スペイン 4.76ドル
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26位 メキシコ 0.83ドル

国よってかなり幅があります。メキシコは1ドル切るんですね。同じ国でもエリアによって最低賃金は異なります。東京と沖縄でも最低賃金が違いますよね。日本は当時の日本レートで764円になるのですが、これはあくまでも日本の平均額です。

アメリカでもカルフォルニア州やニューヨークのマンハッタンでは最低賃金はもう少し高くなります。また、国やビザによって外国人である私たち日本人が働けるかどうかも変わってきますので、実際に働くための資格は各国の制度を調べましょう。

ちなみにアメリカでは学生ビザの場合はOPTを取らない限りオンキャンパスワーク、つまり大学内でしか働くことは出来ません。


ブログ管理人 留学情報館 大塚庸平

株式会社 留学情報館の代表をしております、大塚庸平( オオツカ ヨウヘイ )と申します。自分自身もアメリカに留学をしていました。

「現地でこれやっておけば良かった!」
「これを知っていれば良かった!」

自分が感じたそんな思いを、解決すべく留学会社をロサンゼルスで設立しました。2007年にはニューヨーク、2008年に日本に拠点を展開しています。

この仕事に関わって長い月日が経ちますが、その経験の中で学んだことやノウハウをここで提供していきたいと思います。

続きのプロフィールはこちら→http://yohei.today/profile

アメリカビザ申請のサポート

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