アメリカ移民局

前科がある人のアメリカ学生(F-1)ビザ申請についての相談がありました。

解説します。

まず皆さんに質問です。

「あなたが日本の移民官だとします。前科のある外国人を入国させたいですか?」

きっと答えはNOでしょう。
つまり簡単ではないということです。

もちろん犯罪にもよってくると思います。
殺人や暴行などだと可能性は低いだろうし、民事裁判系の軽いものならば、内容によってはそれほど影響はないかもしれない。

何が正解というのはありません。

「移民官がこの人は入れても平気そうだ」
そう思わせれば可能性はあるでしょう。

もっと言うと、アメリカという国にとって、
「入国させると危険」<「入国させるとアメリカにとってメリットがある」
と思われるのです。

例えばジャスティンビーバーはアメリカでは結構細かい犯罪犯していますよね。

でもあなたが日本の移民官だったとしてどうでしょう?
日本での経済効果などを考慮すると、多少の犯罪者でも彼を入国させないと言うことはないでしょう。

前科ですか?前歴ですか?

shutterstock_6187819

犯してしまった犯罪の大きさを示す判断基準として、
「前科」か「前歴」か、というのがあります。

前科と前歴の違いが何か?

「前科」:有罪判決により刑が言い渡された事実
「前歴」:警察や検察などの捜査機関により被疑者として捜査の対象となった事実

つまり万引きをして補導をされた。警察に記録はあるけど、刑事罰は受けていない。
これは前歴です。

逆に、電車でいざこざを起こし、自分は悪くないけど、訴えられ有罪判決を言い渡された。
これは前科です。

この、訴えられたかどうかが鍵です。
と言うのも、前科がついている人は公文書で確認を受けた時は公にしないといけないと言う
日本国のルールがあります。

隠すと公文書偽造の罪に問われます。

アメリカ大使館への提出書類を公文書というのかは定かではありませんが、
公文書となるとしたら、ビザの申請書にも書かないといけません。

警視庁もアメリカ大使館に犯罪データを公開している可能性もあるでしょう。

結局自分が前歴・前科だったらビザ申請はするべきか?

結論を言うと、前歴だったら米国大使館にわざわざ申告する必要なし。言わずに申請をしましょう。

僕もお恥ずかしながら若かりし頃に喧嘩をして警察のお世話になったことはあります。
でも敢えてそれは公開せずに、学生ビザはもちろん投資家ビザまで取ってます。現時点ではおそらく影響はないでしょう。

ただ、前科をお持ちの場合は僕は申請をお勧めできません。

恐らく過去の行いを公開したらかなり申請の難易度は上がります。ほとんどの場合は却下されてしまうでしょう。

一度、却下されてしまうとその後ESTAの取得にも影響します。ハワイ旅行ですら行けなくなったら、嫌ですよね!

前科を隠すのもひとつの手ですが、バレた時のリスクを覚悟する必要がありそうです。


「アメリカへ留学したい」の人気記事はこちら

ブログ管理人 留学情報館 大塚庸平

株式会社 留学情報館の代表をしております、大塚庸平( オオツカ ヨウヘイ )と申します。自分自身もアメリカに留学をしていました。

「現地でこれやっておけば良かった!」
「これを知っていれば良かった!」

自分が感じたそんな思いを、解決すべく留学会社をロサンゼルスで設立しました。2007年にはニューヨーク、2008年に日本に拠点を展開しています。

この仕事に関わって長い月日が経ちますが、その経験の中で学んだことやノウハウをここで提供していきたいと思います。

続きのプロフィールはこちら→http://yohei.today/profile

アメリカ学生Fビザの申請に落ちてしまった

まず、どういう人が受かるか。これは明確。アメリカという国に利益をもたらす人。これに尽きる。例えば、面接で気に入られようとアメリカ好きをアピール、「私、アメリカにずっと住みたいんです!」結果、この人は認可されなかった。

審査する人も人間なので、当然好かれた方がいい。でも、審査官の合否の基準は好きか嫌いかではない。あくまでも彼らはアメリカ人の味方。

続きはこちら→http://yohei.today/post-39

アメリカビザ申請のサポート

留学情報館ではビザ申請のサポートをさせて頂いております。
http://yohei.today/post-363